台風や豪雨のあとには、水に浸かった車が洗浄・修理されて何事もなかったかのように中古車市場に出回ることがあります。外装をきれいに磨き上げてしまえば見た目だけでは判断がつきにくく、購入後にエンジンや電装系のトラブルが次々と出てくるケースも少なくありません。ここでは、実際の車を見るときに確認できる具体的なサインと、安全に確認するための方法を紹介します。

なぜ水没車が「無事故車」として売られるのか

水没した車は修理費が高額になりがちで、査定額も大きく下がります。そのため、事情を伏せたまま「程度良好」「無事故車」として販売されてしまうことがあります。売り手自身が水没歴を知らずに仕入れてしまっている場合もあり、悪意の有無にかかわらず、買い手側で見抜く力が必要になります。

車内で確認したいサイン

車内は水没の痕跡が最も残りやすい場所です。次のポイントを実際に自分の目と鼻で確認しましょう。

車外・機関部まわりのチェック

車内だけでなく、普段目が届きにくい部分にも痕跡が残ります。

書類・記録から確認する

目視での確認に加えて、記録面からのチェックも欠かせません。

購入前にできる安全策

最終的に一番確実なのは、専門知識を持つ第三者による点検です。

まとめ:確認しておきたいチェックリスト

水没車は修理をしても電装系のトラブルが後から出てくることが多く、見た目のきれいさだけで判断するのは危険です。時間をかけて確認し、少しでも不安を感じたら無理に契約を進めず、専門家の意見を仰ぐことが、安心できる中古車購入への一番の近道です。